離型抵抗は量産性を考慮すると小さい方が良いに越したことはありません。
では、どうすれば小さくできるのか?
そもそも離型抵抗はどういったときに生まれるのでしょうか?
金型は一般的に切削工具や放電により加工されています。その加工表面には刃物や放電の跡が残っており細かな凹凸があります。樹脂はこの細かな凹凸に入り込んでしまい、金型と樹脂がアンカー効果で接合した状態になります。更に、今回のようにリブが深い製品の場合
金型と樹脂が接する表面積が大きくなってしまうので、離型抵抗となっていると考えられます。
つまり離型抵抗を減らすには、この凹凸面を如何に小さくできるか?が重要になります。
弊社ではイエプコ装置を使った表面処理を行うことで加工面を均一な凹凸面にすることが可能となります。
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