前回では基準面の作成が寸法評価において重要なプロセスであることをご紹介しました
今回はよく使われる円の測定・作成方法についてご紹介します。
基本的に円はある一つの平面上でしか存在できません。
なので計算式もx^2+y^2+lx+my+n=0とzの項は存在しません。
しかし、実際の製品は3D形状であり、そり変形していたらなかなか同一平面上の点を
選択することが出来ません。
そり解析後のモデルは点群データになります。
もし、同一平面上にない点を誤って選択しても測定者はそのことに気づくことは難しいと思われます。
ではどのように同一平面上の点を選択するのか?
その手段の一つとして投影という機能を利用します。
これは選択された点を任意の面に投影することで強制的に同一平面上に点を存在させることが出来ます
この手法の場合、基準面の作成精度が測定結果を左右するといえます。
更に円を測定する際の点の取り方は等角度で測定した方がより精度高く測定できます。
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