CFRPは樹脂の特性上、成形サイクルが長くなりますが、金型をスタック成形に対応させる
ことで1枚当たりの成形サイクルを短くすることが出来ます。
しかし、スタック成形の機構は複雑で金型が大きくなってしまい、限られた設備で積層数を増やすことが困難になっています。
そこで弊社では金型を薄くしても成立するスタック機構を新たに開発し、CHRPの試作トライを行っています。
第1の2等辺リンク6の辺6a、6b及び第2の2等辺リンク8の辺8a、8bを全開にした状態で上型2と中型3との間のキャビティ5a及び中型3と下型4との間のキャビティ5bに被成形材を作業性よく配置することができる。キャビティ5a及びキャビティ5bに被成形材を配置した後、型合わせすることによってキャビティ5a及びキャビティ5bに配置した被成形材は均等に加圧されて成形することが可能。
リンク機構の拡大
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