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SANKO GOSEI

SG-WIND活用事例⑤:ナットPA66-GF45 金型メンテナンスサイクル4倍の事例

ガス抜き入れ子 SG-WINDを利用した金型メンテナンスサイクルの改善事例をご紹介します。

こちらの樹脂ナットにはPA66(ナイロン)が使われております。

使用した材料は黒色ではありますが、ガス焼けが発生すると焦げて茶色になり、外観不良の要因になっていました。

ガス焼けの発生場所は最終充填箇所であり、ゲート位置の変更および成形条件が変更できないため、金型メンテナンスで対応していました(3000ショット毎)

また、金型メンテナンスにかかる時間は4時間で生産停止による損失も大きかったです。


そこで円柱型のSG-WINDをスプルーランナーのコールドスラッグ直下に設定し

シリンダ内に溜まったガスを可能な限り先に排出し製品部に入らないようにしました。

その結果、充填末端部に発生していたガス焼けが無くなり、連続成形13,000ショットでも品質に問題が無いことを確認できました。

また、金型メンテナンスサイクルが4倍になるので金型メンテナンス工数を12時間削減できることにもなります。

円柱型・ピン型のSG-WINDは既存金型の部品交換だけで利用できるケースもありますので

ご興味ありましたら下記よりお問い合わせください。


お問い合わせ先


三光合成株式会社 T&E営業技術G 水野・林 TEL:0763-62-3600

三光合成株式会社 T&E静岡工場   豊福   TEL:0537-74-2512


その他改善事例→   

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