セルフタップボス(Self-tapping Boss)は、プラスチック製品の設計で使用される重要な構造要素の1つです。これは、セルフタッピングスクリュー(自己ねじ込み式のねじ)を締め付けるために設計された突起状の部分で、通常は円筒形をしています。主に射出成形されたプラスチック部品に使用され、組み立ての簡素化やコスト削減を目的としています。
インサートボスほど強度が必要でない場合に設定されることが多いです。
図1. セルフタップボスの設計値
D:ボス内径ねじの有効径 2D:ボス内径ねじ径の2倍 H:ひっかり長さねじの2.5倍 T:肉厚
※一般には、外観のヒケを防止するために外形を2D以下にする場合が多い
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