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プラスチック塗装品の強度と欠陥の要因

塗装されたプラスチック成形品の強度について以下のことを認識しておかなくてはならない。

①塗装した成形品の機械的強度は、塗装前のそれに比べて必ず低下している。

②塗装によって成形品に潜在していた成形時の配向などによる問題点が顕在化しやすくなる

③塗装による強度低下の原因として

 (a)塗膜に発生したクラックのノッチ効果

 (b)成形品の残留応力下での耐溶剤性の低下(ウエルド部が亀裂することがある)

塗装品の強度に影響を与える因子及びその対策を表1に示す。

▶プラスチック塗装の欠陥

表2に塗膜の欠陥種類とその要因分類を示した


※1部分塗装の場合は、マスキング治具で見切りが可能か(テーピングは避ける)

 治具を洗浄しないで何回塗装できるかなどを品質や作業効率を考慮して検討する


※2塗装成形品を設計する場合に、その深さと幅が塗装品質や塗装の作業時間に

 悪影響を及ぼさないように配慮する。

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