▲従来バルブゲートの不具合
バルブゲートはバルブピンが開閉することで樹脂の射出タイミングを自由に設定することが出来ます。
しかしながら、バルブピンは空圧や油圧によるON/OFF開閉の動きしかできないので、射出の微妙な吐出量をコントロールすることが出来ませんでした。
また、ゲートのバランスにより過充填となる場合、バリが発生しやすいことや
ファミリー型で充填バランスがとり辛い場合、片打ちでの成形対応となってしまいます
もし、バルブピンの位置が自由に位置調整出来れば、水道の蛇口のように任意に流量をコントロールできるのではないか?
そこで、バルブゲートピンを任意の位置で制御できるバルブゲートシステムを開発し
樹脂流量をコントロールすることで成形時の型内圧の均一化を目指しました。
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